しれっと来週のライジングから連載はじめようと思っていたら、
小林先生がブログに書いてるし。
別に頼まれたわけじゃないんだけど、どうしても事件記録を
閲覧したくてわざわざ手続きをして、担当部署にアポとって、
収入印紙やら印鑑やら用意して裁判所に行ったわけだけど、
10センチぐらいの厚さのファイルが3冊ほどあって、
最初の日はとてもじゃないけど読みきれなかった。
メモのみOKで、複写できないし。
というわけで、また電車に乗って、また裁判所へ行って、
また同じ手続きをしたら、なんだか役人さんと顔見知りになって、
「おつかれさまー。はい、いつもと同じでーす」
と言われた。
しかし、I氏とY氏の証言の食い違っている部分と、
提出されている証拠類をつきあわせることができたし、
二人をホテルに送り届ける際のタクシー車内でのY氏の発言と、
降車時の様子について証言した運転手の陳述書はかなり貴重。
また、法医学者が、Y氏とI氏それぞれが証言している「飲酒量」、
「飲酒時間」から血中アルコール濃度とその後の代謝を推測し、
Y氏の証言通りの言動が可能だったのかどうかを鑑定したものも、
なるほどと思った。
二人が入った一軒目の店は、私もよく知っている。
常連客だった人と、よく飲んでた時期があったのでね。
串焼きは、最初に全部注文しないと後から追加できないという
ルールのある老舗店で、例のワインも飲んだことある。
「性被害ビジネス」云々についての記事が流れていたけど、
Y氏本人がSNSに
「私は一度も言った事がない。類似の発言すら、全くしていない」
とクレームを書き込んだことで、記事を作ったネット情報サイトが、
謝罪し、記事を削除していた。
ツイッターに流れている画像や、ネットの他記事を引用して記事を
書いたためにそうなったとのことだ。
私は実際の反訴状を見てきたから、その感想などもいずれ。